英語とデザイン(UI/UX)を学びたい人向けTED talks 6+1選

1年くらい海外赴任で働いているんですが、未だ英語が残念な出来のため週2回英会話学校に通っています。
最初は用意されたビジネス英会話のテキストで学習していたんですが、そればかりでは面白くないため、半年くらい前からレッスンの内半分は興味のあるTEDトークを選んで予習、先生と内容について説明したり、議論するという形式にしました。自分にはこれが合っていたようで以前より学習に身が入るようになった気がします。
ご存知のとおりTEDは世界中の様々な分野のエキスパートがプレゼンテーションを行うイベントで、動画が無償で公開されています。英語と同時に様々な知識が吸収でき、長さもジャンルもバリエーション豊富と大変おすすめの英語学習教材なのですが、とにかく沢山あるので、個人的におススメの、中でもデザイン・UI/UXに関するトークを紹介してみます。

01. How giant websites design for you (and a billion others, too)

Webの良いところのひとつは使いにくいUIや不具合をすぐに修正、トライ&エラーできるところですが、FacebookやYoutubeといった膨大なユーザーを抱えるサービスにとっては、ボタン一つ変更するだけでも、普通のサービスとは異なった考え方、アプローチが必要なようです。

02. How Airbnb designs for trust

今や当たり前のように広まった民泊サービス、そのはしりであるAirbnb創業者のプレゼンです。
見知らぬ他人の家に泊まるという高い心理的ハードルを越えさせるために施したサービス設計についての解説は、UXについて説明する良い教材になりそうです。

03. Happy maps

本来地図アプリに求められている距離や時間以外の、楽しさや美しさといった軸で経路が検索できる地図アプリを作った話。
この新しいアイデアを思いついた日常の中での気づきと、それを実現した方法に注目。

04. Got a wicked problem? First, tell me how you make toast

トーストの作り方を絵だけで説明する、これを何百人もの人に行って貰った研究結果から、複雑な問題をシンプルに分解して分かりやすく説明、解決に至るヒントを紹介してくれます。
笑えるトーストの作り方マニュアルも必見。

05. The magic ingredient that brings Pixar movies to life

PixarのCG部門、中でもライティングのプロフェッショナルによるニモやウォーリーのあのシーンがどのように制作されたかを紹介したプレゼン。物理的、科学的な研究と自然観察、職人的な作業、試行錯誤に偶然と、これらが複雑に作用し合ってあの劇的なシーンが生み出されていることが分かります。

06. How virtual reality can create the ultimate empathy machine

人を夢中にさせる作品を作りづづけるプレゼンターが、映像→Web→インスタレーション→VRと様々なメディア、デバイスを使った流れと意図を解説します。世間ではVR元年らしいですが、表現したいものがあって、それを実現する手法を探してきた表現者の力強さを感じます。
子供の頃あこがれたスターのサインを手に入れたくだりが面白い。

ex. Inside the mind of a master procrastinator

番外、デザインとは関係ないですが、人類永遠の敵『なぜいつも締め切り直前にならないと仕事に取り掛かれないのか?』の謎に挑んだプレゼンです。
科学的にそのメカニズムを解き明かすといった内容ではないですが、とにかくスピーカーの話が面白くぐいぐい引き込まれます。
最後にはハッとさせられるかも。

面白そうなプレゼンはあったでしょうか?
それでは良い英語学習&デザインライフを。

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